朝晩の空気が少しずつ涼しくなり、
外での作業もだいぶしやすい季節になってきました。
先日、広島県内の養護施設で
非常用発電機の更新工事を行いました。
建物が大通りに面していたため、
クレーンを使う作業は人通りの少ない夜間に実施。
既存の発電機を撤去して基礎を整え、
新しい発電機を搬入しました。
現場ではスタッフ全員が協力し合い、
設置までを無事に終えることができました。
発電機の更新では、
長く使われた機種が廃盤になっていることも多く、
同じものに入れ替えることは難しいのが現状です。
新しい発電機を設置すると、
サイズや配線の取り回しが変わり、
それに合わせた追加工事が必要になることがあります。
今回の事例でも、新しい機種に合わせて
排気を通すための煙道の配管工事(排気配管工事)を行いました。
このように、更新工事では「機械を入れ替えるだけ」では
済まないこともあります。
だからこそ、事前の現地調査で建物の状況を
きちんと確認しておくことが、
とても大切になってきます。
もし更新を検討される際は、「発電機本体」だけでなく
「周辺の工事も必要になるかもしれない」という
視点を持っていただけると、より安心につながると思います。